弟の急性期を思い出す

今日も朝から、統合失調症の弟に気を遣うスタートでした。目が覚めると、まだ弟が起きていない。そのうち、お風呂場に貴重品を持っていくビニールの音がして。今日は部屋のドアを閉めていなかったので、お風呂場から出てくるまで部屋で待機していました。

 

どうしてこんなに気を遣わなければならないのか。気を遣わないとどうなるのか。彼を刺激してしまい、おそらく批判なり、疑いなりが始まるでしょう。

 

 

ふと、急性期の時のことを思い出しました。私は夜遅くまで仕事をしていることが多かったので、彼の一部しか見ていませんが・・・

 

それでも夜、仕事中に父から「頼む、早く帰ってきてくれ」とメールが入ると、早めに切り上げて帰り、父に迫る弟との間に入ってよく仲裁をしたものです。

 

「知っているならお願いだから教えてくれ」と父に迫る弟。

 

父が退職後、家にいる時間がながくなると、さらにエスカレートしていました。一人で大声を出しながら床に寝転んで必死に何かを堪えていたり、夜にベッドに顔を押し当てて、大声で叫んでいたり・・・思えば、あの時に入院をするべきだったのだと思います。

 

今頃になって言っても意味のないことですが、家族だけで抱え込まずに早いタイミングで病院や役所の保健係などに相談することをお勧めしたいです。

 

 

今日は少し遅かったようですが、いつものように9時過ぎに出かけていきました。誰と約束をするわけでもなく、自分で決めたことなのでしょう。そういうところは、いつも感心しています。