脳がしっかりする感覚!?リントンからインヴェガへ

病棟を移ってから、薬の調整が始まりました。リントン(一般名:ハロペリドール)を減らしつつ、インヴェガ(一般名:パリペリドン)へ移行。今は、インヴェガを注射しているようですが、まだその量は把握できていません。

 

インヴェガは、2011年に発売された第2世代の抗精神病薬(非定型抗精神病薬)で、1996年に発売されたリスパダール(一般名:リスペリドン)を改良したものだそうです。リスパダールに似た効果がありながら、副作用が軽減されているとのこと。

 

本人曰く、リントンの時には脳が柔らかくなってしまったような感覚があったのが、インヴェガになってから、脳がしっかりと固くなった感覚があるとのことでした。その話をするときはいつも、前頭葉のあたりに手を持っていくので、薬が前頭葉のあたりに作用しているのだろうかと思いながら話を聞いています。

 

これまで弟の薬の調整の中で、もっと早いタイミングでインヴェガを試していたら、もっと早く状態が落ち着いていたのではないかと、素人ながらに思ったり・・・

 

病識がないこと、事実と自己認識にずれがあること、現実と希望との乖離が大きいことに変わりがないのは相変わらずです。本人にとって、この先どうすればいいか見えていないのも相変わらず。薬の調整がいつまで続くのかわかりませんが、ただ、今は本人の様子が落ち着いているようなので、そのことにほっとしています。