【母の日】弟からの電話を聞いて考えたこと

今日は母の日。

 

一人暮らしの弟から、母に連絡がありました。

 

それをきっかけに、私自身が考えたことをまとめておきたいと思います。

 

【母の日】弟からの電話を聞いて考えたこと

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電話口から聞こえた弟の声

今日の昼頃、弟から母にメールが届いたそうです。その後、電話もありました。電話口からから聞こえてきた弟の声は明るく、元気にやっている様子が窺えます。

 

外来は月に1回になり、訪問看護は4月から担当者が替わったのだとか。食生活も、弟なりにいろいろと調べながら気を使っているようです。

 

私は、久しく弟とコミュニケーションを取っていませんが、間接的に明るい声が聞けたので安心しました。

 

私に対する感情やいかに

弟が退院して一人暮らしを始めてから、私が弟と話をするのは直接会った時だけで、電話やメールでコミュニケーションを取ることはありません。以前は、電話やメールでのコミュニケーションもありましたが、今は対面のみです。

 

退院後、弟と最後に会った時の弟の言葉は、「情報を取りに来たの?」でした。もちろん、何のことを言っているのかはわかりませんが、明らかに弟の調子がよくないタイミングではありました。それが最後ということもあって、私から連絡はしていません。

 

調子がよくない時に発せられる言葉を聞く度に、弟が私に対してネガティブな感情を抱いているのを感じます。例えば、私が初めて弟を心療内科へ連れて行ったことに始まり、私が“仕事をする”ことまであまり面白くないようです。

 

私の生活が与える影響

弟は調子がよくない時、私と比較をして私のことを悪く言う傾向があります。きょうだいが故の甘えや、コンプレックスのせいだとわかりつつも、何度も傷つく中で、私は弟と程よい距離感を取ることの大切さを学んできました。

 

そして今、望まぬ一人暮らしをすることで疎外感を感じているであろう弟の気持ちを少しでも解消するためにも、私は早く実家を出る必要があると感じています。

 

私が実家にいるのには事情があり、さらに、弟と離れて暮らすことは母の希望でもあったのですが、弟からすれば「自分はダメで、なぜ姉はいいのか?」ということでしかないのではないかと思うのです。

 

私は精神科病院を退職し、今は離職中の身ですが、次の仕事に就いたタイミングで実家を離れることを考えようと思っています。

 

望まぬ3年間の入院生活を送り、さらに望まぬ一人暮らしの生活を送る弟。その気持ちを想像しようとしても、理解しきれることはないでしょう。反対に、私がどんなに弟のことを考えて行動しても、今のところはその気持ちが伝わることはなさそうです。

 

それでも私は、家族にとってどうすることがよいのか、これからも考えていきたいと思っています。