統合失調症という病気

以前の職場の先輩と統合失調症の話をしていた時、“ある先輩の旦那さんが統合失調症を発症してしまい、子供に遺伝しないように離婚したらしい”という話を聞いたことがあります。これを聞いて、なんとも複雑な気持ちになりました。統合失調症が必ずしも遺伝するも ...

精神科への入院と退院

母曰く、先週末に弟から電話があり、どうやら先週の木曜日から服薬を始めたようです。

 

弟曰く、先生と話をして、

“薬を飲んだ時と、飲まない時との違いを見てみよう”

ということになったそう ...

統合失調症への理解と偏見

我が家の場合は、まず当事者である弟自身の偏見が強いです。そして、人からの偏見を恐れています。

 

今は亡き父も、弟の病気のことを親戚含め、周囲には話していませんでした。もちろん、必要がないのに敢えて話す必要はな ...

統合失調症への理解と偏見

先日の“統合失調症の家族のことを、友達に話せますか?”という記事に、当事者の方からもコメントをいただきました。その後、改めて考えたことなどを書いてみたいと思います。

 

私はこう書きました。

>当事 ...

統合失調症への理解と偏見

統合失調症の当事者のきょうだいの話を聞いたりしていると、きょうだいが統合失調症であることを友達に話せずにいる人が、いかに多いかということがわかります。中には、親から友達に話さないように言われている人もいるようです。でも、きょうだいだけではありま ...

精神科への入院と退院

母が、医師との面談に行ってきました。結論としては、本人が拒んでいるので、無理に服薬させることはできないとのことでした。しばらく様子を見るしかないようです。

 

弟は「問題なく生活できている」と言いますが、それは ...

精神科への入院と退院

病院の公衆電話から、頻繁に電話がかかってくるようです。用件は「面会に来て欲しい」ということ。薬は相変わらず飲んでいないようで、母も「薬を飲んだら面会に行く」と粘ります。

 

弟は、自分で洗濯はしていて、数日前に ...

弟と統合失調症と私

今年の夏から、“きょうだい”対象の勉強会に参加するようになりました。当事者の病歴や症状はさまざまですが、親とは違う“きょうだい”ならではの悩みや不安を持つ人たちが集まります。

 

本人と離れて暮らす人、同居して ...

ー 移送制度

都市部を中心に民間患者搬送業者が家族等からの依頼を受けて、精神障害者の入院に伴う搬送業務を請け負うという事例が問題化されたことから、1999(平成11)年の精神保健福祉法改正によって移送制度が創設された。法第34条による移送制度は、受診を拒否す ...

弟と統合失調症と私

統合失調症を発症しながらも、大学に通い、通勤している間は、症状が大きく進んでしまうことはありませんでした。もちろん、大きなストレスを抱え、辛いこともあったかと思いますが、会社を辞め、大学院を中退して月日が流れるうちに、症状が進んで行ったように思 ...