入院してから、もうすぐ一年・・・

気がつけば、弟が入院してから一年が経とうとしています。

 

救急入院科病棟にいられるリミットの3ヶ月が過ぎ、亜急性期病棟に移ってから9ヶ月。今回、初めて3ヶ月以上の入院となった原因は、主治医との関係が悪くなり、弟が服薬を拒否したことでした。そして、亜急性期病棟に移ってからもデポ剤(筋肉注射)のみで、必要な量の薬を服薬できていなかったことにあります。

 

7月末に、退院について医師と話をしたこともあったのですが、やはり薬の量が足りておらず、一人暮らしは難しいとのことでした。そしてその後、また問題行動を起こして保護室に入ることに・・・

 

そこから強制的な服薬が始まって、落ち着いてから2人部屋に移り、現在に至ります。面会の許可は、まだ出ていません。

 

8月末、弟が保護室に入る前に予約を取っていた保健所での精神科医との精神保健福祉相談に行ってきました。保健所に来た医師に現状を話すと、弟はシャッターを下ろしていて、今は、誰の話も聞こうとはしないだろうとのこと。また退院について考えるタイミングが来てから、改めて相談することになりました。

 

弟からは、頻繁に電話がかかってきています。母曰く、弟は毎回、私が元気かと確認するそうです。先日、私も弟と電話で話しましたが、だいぶ落ち着いているようでした。そして私に、面会に来れたらお茶でもしないかと言っていました。

 

前回、7月末に面談に行った時は、弟が服薬を拒んでいる時だったものの、また私が弟を初めて心療内科に連れて行ったことを責める話が出てきて・・・医師や看護師、精神保健福祉士がいる前で、私は堪え切れずに泣きました。その後、弟と私は目を合わせることなく、面会を終えて帰った記憶があります。

 

そんなことも、忘れているのかもしれません。初めて心療内科に連れて行った私を恨みながらも(?)、それでも弟は、私のことを気にしているようです。

 

「精神障害者」であることを、受け入れられない弟。それと逆行するように、精神保健福祉士になろうとしている姉。専門学校に通っていることは、まだ弟に話していません。状態が落ち着かない中、どのように刺激してしまうかわからないからです。

 

私が精神保健福祉士になろうとしている話については、また改めて書こうと思います。